鯛

一尾のものは、全体に色鮮やかで、丸々と太ったものがおすすめです。目が澄んでいるのも大事なポイント。切身は、身に透明感があり、血合いが鮮やかなものを選びましょう。

一尾（丸魚）の場合はうろこや内臓を除き、表面の水気を取ってラップでピッチリと包み、冷蔵庫へ。切身も同様に水気を取ってラップで包み、冷蔵庫で保存します。鮮度が落ちやすいので、早めに食べきりましょう。

その姿の美しさや紅白の色合い、寿命の長さから、古くからお祝いに欠かせない、「おめで（たい）」縁起のよい食材とされています。鯛には多くの品種がありますが、一般的によく出回るのは真鯛です。春にとれる真鯛は「桜鯛」と呼ばれ、身が淡い桜色を帯びているのが特徴です。上品で淡白な味わいで、和風だけでなく、洋風、中華風の料理にも合い､人気があります。